待機児童問題と認可保育園以外の預け先

2016年のユーキャン流行語大賞にもなった「保育園落ちた日本死ね」という言葉に象徴されるように、未だ都心部では子供の預け先を見つけるのに大きな苦労が伴うのが現状です。

先に言っておくとこの待機児童問題は都内23区など人口が密集している地域で極端に起こっている問題であり、案外都心部から離れたベッドタウンや郊外の都市、地方ならば中核都市くらいの規模でも十分需要が間に合っているという状況があります。

とはいえやはり仕事を求め生活の利便性を優先させるなら、都内で子供の預け先を見つけることは子育てをしていく上で非常に重要です。

まず私達が子供を預ける場所として使用している「保育園(保育所)」という言葉は正確には「認可保育園」と厚生労働省から認可を受けている施設のことであり、公立のものは入園する子供を地域の公的機関が一括して管理します。

「保育園落ちた」というのは子供が生まれて将来的に預けたいと思っている親が、その地域自治体の窓口に申込をしておいたところ、落選という通知が来たことを示すわけです。

この選定基準は実はかなり厳しく基準が定められており「点数」という、専業主婦科か共働きか、近くに両親がいるか、世帯主の職業は何か、子供に病気や障害はあるかといった複数の状況によって加点される方式によって定められます。

申し込み時期もタイトに定められているので、子供の生まれ月によって不利になるといった超激戦区もあったりしてなかなかすんなり入所するということはできません。

そこで今注目されているのが認可されていない「認可外保育所」の活用です。
こちらは小規模な施設で保育士不在な場合もある割高な保育料が必要な施設ですが、認可保育所にはないような延長保育などを取扱ってくれるためニーズに合わせて使用することができます。

ベビーシッターやファミリーサポートなども上手に利用を

保育園に入所できたとしても、なかなか難しいのが子供の急な病気や怪我への対応です。
基本的には預け先の施設は慢性的な病状のある子供の受け入れには消極的ですし、急に子供が病気になった場合にはそのケアは保護者への連絡という形で行います。

勤務先が子育てに理解があり、病気になったときにすぐに子供のために抜けさせてくれるならよいのですが今の御時世そうしたことは極めて珍しいでしょう。

そこで病児保育など特定の条件の子供を預かってくれたり、親の代わりに病院などに連れて行ってくれるベビーシッターやファミリーサポートといった制度も登場しています。

これらはあくまでも民間のサービスなので企業によって対応はまちまちですが、信頼できる業者を見つけることができればかなり便利に使っていけます。